やすの日記

自転車について書こうと思っています

これからランニングを始める君へ

教訓。20代の若者とか常日ごろの鍛錬に余念が無い紳士淑女には全く刺さらない話。30半ばで再びランニングを始めた平凡な男が身を以て分かった事。

 

初日に4km走って膝を壊した。

 

そして治るまで2週間。10年くらいまともに運動しなかった事で元の体重から10kg以上増えていた。亀仙人の甲羅を背負って走る修行のようなもの。体が耐えられなかった。

 

回復が遅い。

 

ヒザが完治してから練習再開。しかし毎日続けると体力がもたない事が分かった。根性で続けることも可能だったが、おそらく心より先に体が壊れる予感がしたので、しばらく週2回くらいの練習頻度にした。最初は月に8回ほどしか練習できなかった事になる。

 

それでも続ける事が大事。

 

1ヶ月くらいの間、週2回のランニングを続けると初回のしんどさは何だったのかと思う程ラクに走れるようになってくる。でも体は硬くて思うようには動かないので練習後のストレッチは欠かさず行うようにした。ケガは怖いので。

 

全力ダッシュが怖い。

 

競技用トラックが開放されていたので試しに200m走をしてタイムを計った。びっくりするほど遅かった。ケガに対する恐怖心もあったと思うが、単純に遅くなっていた。何本やっても同じタイム。まさかここまでとは。出せるスピードの最大値は知っておいたほうが良い。普段のジョグペースを掴むのに役立つ。

 

ランニングを続ければそのうち痩せる。

 

最初のうちは運動していなかった分の体重がすぐ落ちた。僕の場合は2〜3キロ。それからはしっかり距離を走れるようになるまで痩せない。少しずつ距離を伸ばして10km走れるようになるまで3か月くらいかかった。

そのあとは徐々に体重が落ちるようになった。

 

走る時間を増やせば勝手に痩せる。

 

そうなるまではしんどいけど焦らず無理せず続けること。あの北斗神拳も一朝一夕で身につくモノでは無い。

 

結論として、先ずは健康のために走る事にした。タイムを目指すのはいろいろ整ってからで良い。そう思えるのもすこし年をとったからだと思う。

 

でもタイムを測るのは楽しい。と、独り言。